給湯器のエラーコード380の意味は?原因と対処方法を解説

給湯器のエラーコード380の意味は?原因と対処方法を解説

給湯器のエラーコード「380」は、COセンサー(一酸化炭素濃度検出装置)の排出量検知センサーの異常を検知すると表示されるエラーです。

一酸化炭素が漏れ出ている訳ではありませんが、発見が遅れると爆発事故などに繋がる危険性もあります。このため、給湯器におけるエラーの深刻度は非常に高く、直ちにメーカーや給湯器交換業者に点検修理を依頼する必要があります。

エラーコード「380」が出た際は、安全確保のためにも自己判断をせずに正しい方法で対処してください。

給湯器のエラーコード「380」の不具合内容

給湯器のエラーコード「380」の不具合内容

給湯器内の一酸化炭素排出量を感知するCOセンサー(一酸化炭素濃度検出装置)で異常を感知すると、エラーコード「380」が表示されます。

おおまかにはCOセンサー(一酸化炭素濃度検出装置)が機能していない状態

給湯器のエラーコード「380」は、COセンサー(一酸化炭素濃度検出装置)が正常に機能しない状態を示しています。

センサーの断線、地絡などのショートの危険性があるほか、給排気口部分で何らかの物理的詰まりが起こっている可能性があります。

給湯器のエラーコード「380」の対処方法

給湯器のエラーコード「380」の対処方法

ガスの元栓を締めた後、シャワーなどの給水栓もすべて閉めてお湯の使用を中止します。次に、給湯器のリモコン電源をオフにして、給湯器の給排気口部分を確認します。

給排気口に目に見えるゴミや物理的詰まりがあれば取り除き、再度リモコンの電源を入れます。誤検知であれば、これでエラーが消えているはずです。

しかし、一酸化炭素(CO)排出量のセンサーが誤検知であったとしても危険性があります。そのまま使い続けず、メーカーや給湯器交換業者に早急に修理点検を依頼してください。

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給湯器のエラーコード「380」の深刻度

給湯器のエラーコード「380」の深刻度

給湯器における不具合としての深刻度は非常に高く、たとえエラーが一時的に消えたとしても、COセンサーのトラブルは大変危険です。

最低限の処置としてリモコンのリセットをした後は、必ず使用している給湯器のメーカーや給湯器交換業者に相談をしてください。

リンナイの給湯器エラー「380」原因と対処方法

原因はCOセンサーの故障

リンナイの給湯器エラー「380」は、給湯器のCOセンサーが故障したことを示しています。このエラーが出る時には、給排気通路の閉塞、熱交換器フィン詰まりなどの原因が考えられます。

また、給湯器内のCOセンサーや電装ユニットが正常に作動しないと、エラーコード「380」が表示されます。

対処方法・表示内容

ガスの元栓を閉めて、お湯の使用をすべて中止します。リモコンの運転スイッチを「切」ったら、メーカーのリンナイや給湯器交換業者に修理点検を依頼してください。

ノーリツの給湯器エラー「380」原因と対処方法

原因は燃焼系統部品の不具合

ノーリツの給湯器エラー「380」は、燃焼系統部品の不具合や異常を検知したことを示しています。給湯器内で燃焼が出来ないので、お湯も使えない状態です。

対処方法・表示内容

ガスの元栓を閉めて、お湯の使用をすべて中止します。リモコンの運転スイッチを「切」ったら、そのまま使わずメーカーのノーリツや給湯器交換業者に修理点検を依頼してください。

パーパスの給湯器エラー「380」原因と対処方法

原因はCOセンサー寿命または異常

パーパスの給湯器エラー「380」は、CO(一酸化炭素)センサーの寿命または、センサーで異常を感知したことを示しています。

CO(一酸化炭素)センサーが機能しないので、燃焼ができず水しか使えない状態です。

対処方法・表示内容

安全のためガスの元栓を閉めて、シャワーなどの給水栓を閉め、お湯の使用をすべて中止します。

リモコンの運転スイッチを「切」ったら、ただちにメーカーのパーパスや給湯器交換業者に修理点検を依頼してください。

東京ガスの給湯器エラー「380」原因と対処方法

原因は熱源機のCOセンサーの故障

東京ガスの給湯器エラー「380」は、熱源機にあるCOセンサーの異常を示しています。COセンサーが短絡または断線しているとエラーコード「380」が表示され、安全確保のため給湯器の運転を停止します。

また、給湯器エラー「380」はCOセンサーの寿命を示しており、給湯器の使用時間がCOセンサーの寿命を超えたことのサインです。

対処方法・表示内容

ガスの元栓を閉めて、すべてのお湯の使用をすべて中止します。給湯器リモコンの運転スイッチを「切」ったら、東京ガスや給湯器交換業者に修理点検を依頼してください。

大阪ガスの給湯器エラー「380」原因と対処方法

原因はCOセンサー異常

大阪ガスの給湯器エラーコード「380」は、COセンサー(一酸化炭素濃度検出装置)で異常を検知したことを示しています。

また耐用時間を超えて使用されたことを示しており、給湯器エラーコード「380」が出たら、COセンサーの修理交換または給湯器の交換が必要です。

対処方法・表示内容

ガスの元栓を閉めて、お湯の使用をすべて中止します。リモコンの運転スイッチを「切」ったら、大阪ガスや給湯器交換業者に故障した部品の交換または給湯器の交換を依頼してください。

給湯器のエラーコード「380」が直らない場合

給湯器業者に修理・交換を見積もりするのが無難

給湯器のエラーコード「380」は、深刻度が高いため素人が判断して対処できる問題ではありません。各給湯器メーカーの手順で最低限の対処をした後は、メーカーまたは給湯器業者に相談をしてください。

給湯器エラーコード「380」は一酸化炭素の漏れを検知している訳ではありませんが、COセンサーが検知できないということは、一酸化炭素が漏れても危険を察知することができません。

また突発的に起こるエラーではなく、主に給湯器の寿命であり、耐用期限の警告として表示されるケースがほとんどです。そのため、給湯器エラー「380」が出たら給湯器を交換する時期と判断されます。

まとめ

給湯器のエラーコード「380」は、COセンサー(一酸化炭素の排出量を検知するセンサー)の異常が原因で起こるエラーでした。基本的には、コードが出たら給湯器の耐用年数を超えていることが分かります。

COセンサーは、給湯器のボイラーを安全に使用するための重要な部品です。給湯器エラーコード「380」が出たら、使用している給湯器メーカーや給湯器業者に修理点検を依頼しましょう。

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