給湯器のエラーコード560の意味は？原因と対処方法を解説
給湯器のエラーコード「560」は、ドレン回路切替弁異常（三方弁）・お湯張り電磁弁不良など、ドレン回路切替不良が原因で起こるエラーです。
給湯器エラー「560」は、誤検知であれば簡単な手順で復旧できます。ただし、エラーが直らない場合は、給湯器の経年劣化などで部品が故障している可能性があります。
エラーコード「560」が出た際は、自己判断をせずに正しい方法で対処してください。
給湯器のエラーコード「560」の不具合内容
給湯器のドレン回路切替弁（三方弁）などで異常や不具合を検知すると、ドレン回路切替不良ということでエラーコード「560」が表示されます。
同様のエラーコードに、「570」のドレン回路切替弁異常（四方弁）、「580」のドレン排水切替弁異常（ユニット側）があります。
| エラーコード | エラーの内容 |
|---|---|
| 560 | ドレン回路切替弁異常（三方弁）、ドレン回路切替不良 |
| 570 | ドレン回路切替弁（四方弁）、ドレン回路切替不良 |
| 580 | ドレン排水切替弁異常（ユニット側）、ドレン回路切替不良 |
おおまかにはドレン回路切替弁（三方弁）で異常を検知した状態
給湯器のエラーコード「560」は、ドレン回路切替弁（三方弁）で何らかの異常や不具合を検知したことで発生します。メーカーによっては、お湯張り電磁弁不良による運転停止の状態を示しています。
給湯器エラー「560」は、エコジョーズのドレン排水処理に関わる部品の不具合を検知したものです。回路切替に不具合が生じるとドレン水を排出することができず、給湯器が運転を停止します。
給湯器のエラーコード「560」の対処方法
すべてのお湯の使用を止めて、給湯器リモコンの運転スイッチを「切」ります。しばらく待ってから再度スイッチを「入」れて、エラーが消えているか確認します。
運転スイッチのオンオフをしてもエラーコードが消えなかったり、エラーが解消された後で症状が頻発する場合には、メーカーや給湯器業者に給湯器の点検修理を依頼してください。
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給湯器のエラーコード「560」の深刻度
エラーコード「560」の給湯器における不具合の深刻度は低～中程度で、誤検知であれば給湯器リモコンの電源オンオフでエラーはすぐに解除できます。
ただし、運転スイッチを一旦切って再操作してもエラーが消えず、症状が改善しない場合は、故障している可能性があります。
リンナイの給湯器エラー「560」原因と対処方法
原因はドレン回路切替弁（三方弁）異常
リンナイの給湯器エラー「560」は、ドレン回路切替弁（三方弁）で異常を検知したり、不具合が発生した際に表示されます。
対処方法・表示内容
すべてのお湯の使用を止めて、給湯器リモコンの運転スイッチを「切」ります。しばらく待ってから再び運転スイッチを「入」れて、エラーが消えているかどうか確認します。
運転スイッチのオンオフでエラーコードが消えていれば、そのまま給湯器を使って問題ありませんが、不具合が再発する可能性もあります。
エラーが解除できなかったり、給湯器が復旧できない場合には、メーカーのリンナイや給湯器業者に修理点検を依頼してください。
東京ガスの給湯器エラー「560」原因と対処方法
原因はドレン回路切替弁（三方弁）異常
東京ガスの給湯器エラー「560」は、ドレン回路切替弁（三方弁）に不具合が生じた場合に表示されるエラーコードです。
対処方法・表示内容
すべてのお湯の使用を止めて、給湯器リモコンの運転スイッチを「切」ります。しばらく待ってから再び運転スイッチを「入」れて、エラーが消えているかどうか確認します。
運転スイッチのオンオフでエラーコードが消えていれば、そのまま給湯器を使って問題ありません。ただし、一時的なエラーだったとしても、不具合が頻発するような状況の場合は点検が必要です。
対処してもエラー表示が消えなかったり、給湯器が使えない場合には、メーカーの東京ガスや給湯器業者に修理点検を依頼してください。
長府製作所の給湯器エラー「560」原因と対処方法
原因はお湯張り電磁弁不良による運転停止
長府製作所の給湯器エラー「560」は、湯張り途中で電磁弁が開かなくなる不具合などによる運転停止を示しています。
対処方法・表示内容
すべてのお湯の使用を止めて、給湯器リモコンの運転スイッチを「切」ります。一定時間をおいて、再度運転スイッチを「入」れて警報を解除してください。
給湯器が復旧しない場合やエラーコードが再発する場合、メーカーの長府製作所や給湯器業者に対応を依頼しましょう。
なお、給湯器リモコンの運転スイッチを「切」った後も浴槽に水が出る場合は、給水栓を閉めた上で修理点検を依頼してください。
給湯器のエラーコード「560」が直らない場合
各給湯器メーカーの復旧手順で対処をしても給湯器エラー「560」が消えない場合は、どこかしら部品の故障や給湯器そのものの経年劣化による不具合の可能性があります。
ドレン回路切替不良によって様々な悪影響が発生し、故障の原因にもなってしまいます。
給湯器のエラーコード「560」が直らない場合、メーカーまたは給湯器業者に依頼することをおすすめします。
まとめ
給湯器のエラーコード「560」は、ドレン回路切替弁（三方弁）で異常を検知したり、ドレン回路切替不良などの不具合が起こると表示されるエラーでした。
一時的なシステムエラーの場合もありますが、直らないような場合には給湯器自体の経年劣化による部品の故障や不具合も考えられます。
エラーコード「560」が消えず、対処しても給湯器が使えない場合は、使用している給湯器メーカーや給湯器業者に相談しましょう。
